私にできること (「原爆」の続き)
「原 爆」の続きです。
お時間があれば、そちらもご覧ください。
被害を受けた側は当然知っていても、
攻撃をした側は現場の惨状などまったく知らず、その行為を肯定し続ける。
戦争とはそういうもの。
そう言って片付ける人もいるでしょう。
でも、それでは悲劇が繰り返されるだけ。
二度と愚かな過ちを犯さない、
そして大切な人たちやそこから続く人たちをそんな目に遭わせない。
そのためには何ができるだろうか。
びんさんと同じように、私も常々考えていました。
戦争を経験していない、知名度もない無力な一市民の私にできること。
それは戦争経験者である今は亡き祖父母や、両親から聞いた体験談を子供たちに伝えていくこと、
それが私にできる最大で、確実にやらなければならないことであると確信しています。
幼い頃から繰り返し聞いていた戦時中の話は、私の中にしっかりと刻まれています。
祖父母も両親も大切なことを私に残してくれたと、本当に感謝しています。
次は私の番です。
テレビや映画、ゲームの中で戦いを面白おかしく「経験」し、戦争を絵空事でしかとらえられないであろう私の子供たちに、
戦争が引き起こした事実を確実に伝えていく。
それが私にできること。
そして、やらなければいけないこと。
今までも時々子供たちに話してきましたし、私の両親にも話してもらいましたが、
本人たちはまだまだ何のことだかよくわかっていない様子でした。
彼らの中にしっかりと根付くまで、何度も何度も繰り返し話していきたいと思います。
耳だけではなく、全身にタコができようとも!
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